洋画家 有道佐一 画題 秋 ざくろ 桐箱、箱書有 有道さんは、本当に独特的な絵画、の上に言葉を入れられ、素晴らしい作品だと思います。 絵は柘榴が描かれています。柘榴が弾け、龍が口を開けているようにみえます。 文字は(精一杯・・・)と納得できる、面白い俳句が書かれています。 掛け軸、全体的に綺麗な状態です。 ただ、時代相応のくすみ、多少のやけはあります。 掛け軸、の外箱、タトゥー紙に汚れ、破れあります。 絵の大きさ 高さ 41cm 巾 45cm 軸の大きさ 長さ 130cm 幅 64cm 少し古い物ですので、多少、汚れがあります。写真をご確認の上、御理解頂けるかた、どうぞよろしくお願い致します。 明治29年 生まれ、何鹿郡志賀郷村（現綾部市篠田町）出身。 10歳のとき山家村へ移転。 大正3年 写生旅行で山家を訪れた文展主要メンバーの鹿子木猛郎画伯に認められ、師弟関係を結ぶ。 大正13年、15年 中国の上海、蘇州、杭州等をまた明治神宮の委嘱により「奉天入場の図」制作のため鹿子木画伯と共に中国東北部写生旅行。 昭和3年 鹿子木塾の助教授兼幹事となる。 昭和10年 1年、渡欧。パリを中心に創作活動に専念、ある日路傍で写生中、スイスの彫刻家で画家のジャコメッティに見出される。 昭和11年 サロン・チュイルリーの客員 その後、帰国し画家として独立。 画壇の誘いを拒み、綾部山家の地で油彩画、日本画、書の制作に没頭した。 昭和58年 逝去。