【古書・昭和42年・希少本】鈴田の囚人　カルロス・スピノラの書翰（K_1092） 一六二二年大村鈴田の切支丹牢─三十人余が六畳足らずの囲いに五年間押しこめられ殉教した。 　カルロス・スピノラはこの鈴田の囚人の一人として外に向かって出来る唯一つのこと、すなわち、この書館を書き続ける。 　今、ここに、明らかにされたのは、殉教と対決した人間の稀有の状況とそしてはじめて明るみに出る歴史の裏面─ もくじ まえがき 序の一　ジェノヴァから西坂まで 序の二　丘の上の牢獄 序の三　牢獄内の生活 序の四　殉教 序の五　スピノラの書簡 書簡一　イネス・コレア夫人宛── 書簡二　パードレ・ムチオ・ヴィテレスキ宛── 書簡三　パードレ・ムチオ・ヴィテレスキ宛── 書簡四　パードレ・ジェロニモ・ロドリーゲス宛── 書簡五　イルマン・アントニオ・ダ・ボンテ宛── 書簡六　パードレ・ジェロニモ・ロドリーゲス宛── 書簡七　パードレ・ペドロ・モレホン宛── 書簡八　パーどれ・フランシスコ・パチェコ宛── 付録一　205福音 付録二　鈴田の牢の年表 ■形態：横107×縦17.5×厚1.4㎝　並 ■頁数：205頁 ■著者：ディエゴ・パチェコ ■訳者：佐久間正 ■発行者：嘉村国男 ■発行所：長崎文献社 ■発行日：昭和42年10月10日初版発行 ■定価：350円 ■状態：帯/良　表紙/擦りキズ　三方/焼け　中頁/良 ※新品未開本ですが、経年経過の為紙焼け当ございます。複数ありますのできれいな本から提供致します。　 ■発送：ヤマトネコポスにて発送　書籍の厚さによっては簡易包装になります。　時間指定　※ネコポスは郵便受までの配送となります。